第2章

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13回忌 また宮本が来た 約束の様に父親に封筒を渡している 形見分けで弟のパスケースを貰った その中の1枚の写真だけでは あの女を見つけ出すことが出来ない 13年前の写真1枚 それだけが手がかりだ 宮本にダメ元でまた言った 何としてでもあの女に会いたいと やはり宮本は 17回忌まで待ってくれと それしか言わなかった あの薄情な女が 手に入りにくいレア物のように感じた
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