第3章

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手桶を片づけ立ち去ろうとしたが 2人連れの若者から目が離せなくなった そのうちの一人が直典だった 笑顔で何か話しているが 声までは聞き取れない 水を汲み終えたのか 手桶を持って近付いてくる 直典だ ありえないと思いつつ 思わず呼んだ ノリ ああ 他人のそら似なのか いきなり声をかけた失礼を詫びた 弟によく似てたので失礼しました そう言って軽く会釈をした そして意外な答えが返ってきた
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