第3章

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彼女が居た やっと会えた 17年前の写真からは大人の女性へと変わっていたが 彼女だと確信した 直典へと書いていただけますか? そう言って本を渡した 大きな目が見開かれ見上げる彼女に お願いします と頭を下げた そして彼女は直ちゃんへと書いた 握手をしその場を離れた 温かく小さな手だった
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