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団長、アクセル団長。
えへへ、駄目ですよそんな。私達まだ早いわ。
きゃあ、おやめになって。
「にへへ…」
「ミラルダー、クリスの調子はどうー?」
「傷は完全に塞がったね。時折うなされてるみたいだけど…。私の所為だ。アクセルに合わせる顔が無いよ」
「ミラルダ…」
いやん、そんなところまで。もー、エロ親父なんだからー。
「ジャンヌの方はどうだい?」
「大体完成したみたいだよー。もう二度と傷付けさせないって」
「済まないね…。畜生、私がもっと強けりゃ、この子をこんな目に遭わせずに済んだ。私の所為だ、私の…!」
「ミラルダー、悔やんでもしょうがないよ、わたしだって、くやしい」
「フレイ…そうだね。済まない」
あーもう、うるさいなあ。誰だ私と団長のランデヴーを邪魔する輩は。
「うーん、うーん」
「クリス、痛いのかい?すぐ氷を変えるからね。少し体を起こすよ」
ああ、団長!団長が消えていく!くそっ、なんだなんださっきから!折角念願のラブコメ展開に突入したと言うのに!私を起こそうとするのはどこのどいつだ!
事と次第によっては許さぬ!
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