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鈴音は自分の部屋の隣の部屋に入った。
中はピンクや白で統一された可愛らしい部屋だった。
鈴音はその部屋のパソコンを触り始めた。
姉の部屋に入るのはいつもパソコンを借りる時くらいであまり入らない。
カチャカチャ…
トントントン………
キーを打つ音と姉の包丁の音だけが家に響く。
台所などは一階で、鈴音達の部屋は二階だが静かなので音が響くのだ。
ふと鈴音は変なサイトを見つけ出した。
「……闇のルール………?」
そのサイトの説明文には『ホラー小説家基本ルール』とだけ書かれていた。
何故か見ちゃいけない気がしたが、ホラー小説を書くと決めていたし、きっと小説の為になると思いサイトを開いた。
それは悪夢の開幕。
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