伝説の仕事人

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月が空高く昇る夜……。 人々だけでなく草木も眠るそんな静かな夜 パァーン! その静寂を壊す一発の銃声がビルとビルの谷間に響き渡った。 「初仕事終了っと…」 ビルの屋上で拳銃を持つ一人の青年は嬉しそうに言うと手に持つ拳銃を器用に一回転させ腰にあるホルダーへと収めた。 「これで俺も見習いだけど仕事人だ」 青年の名は碧羽。 仕事人としての初仕事を無事に終わらせた碧羽はビルからビルへ、家の屋根から屋根へと飛び移り静寂の月夜の下を駆けた。
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