第7章 禁断の欲求

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「そりゃおまえは――」 「何さ?言えよ」 キラキラと光を反射する黒髪。 しなやかな背中。 左右に伸ばした 両腕の細いシルエット。 こんなによく似てるのに――。 「教師を脅して、義理の父親を手玉に取るような完全な食わせ者だし」 愛なしでは生きられないほど純粋だった サチとは天と地ほども違う。
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