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私は親に捨てられた。
赤ん坊だった私は北海道のとある市のさくらの木の下に置き去りにされたのだ。季節は春。春といっても北海道の春はまだ寒い。同じ市に住む春さんに発見してもらった。もう少し発見が遅かったら私は死んでいた。名前もなかった私はさくらとなづけられ施設で育った。春さんはことあるごとに施設に会いに来てくれた。その施設も中学を卒業と同時に出た。私は私を拾ってくれた。春さんと住み始めた。はるさんの他にはるさんが拾ってきた人たちが何人か住んでいる
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