第1章

2/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「じゃあな」 別れ際に唇と唇を重ねる 軽く優しいキスだった。 「うん、ばいばい...」 そう言って立ち尽くしたままの私 しばらく彼を見つめ ヒールの音を街に響かせながら自分の家を目指す こんな時でも彼のことを考えてしまう。 (煙草の味したな...) そんなことを思いながら唇を触れてみる 苦い.....切ない。 明日も会えないかな... 明日は何してるのかな、 そんなことばっかり考えてる 彼も私のことこんなふうに想ってくれているのかな 誰を想ってるのかな...
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!