プロローグ

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――遥か昔―― 過去に栄えた巨大な王国 『ドルガンド王国』 かつて人々は互いを支え合う 穏やかで平和な世界だった。 そんな人々を導いたのは ドルガンド国王一世であった。国王は何よりも命を大切にする 義理堅い性格で人望暑い国王であった。 しかし人々の平和は長くは続かなかった。 人々は ドルガンド王国の地中深くに 未知のエネルギーが眠っていたのを知り、そのエネルギーに手を出したのだ。 それからすぐ後に 空はどす黒く光り雷鳴が鳴り響く、そして星型の陣が浮かび上がった。 星型の陣は紫色に禍々しく光る。 2日 3日 と 人々は不安を抱え 過ごすが いよいよ4日目に目も開けられないほどの空の光りにドルガンド王国は包まれた。 光りが収まると そこは 無残な姿に変わったドルガンド王国。街は焼けた後のように焦げ、 地面は地割れが行われたような荒れ果てた姿に変わっていた。 この事件の後から ドルガンド王国は名前で呼ばれる事は無くなり『禁断の地』と呼ばれるようになった。 そして 2083年XX月XX日 今の時代、魔法と呼ばれる力によって 人類は遥かに進化していた。 遥か昔の 未知のエネルギー‥ その光が拡散し、 人々の身体に影響を与えた。 彼の時代 壊滅したドルガンド王国。 その王国の周りの人々は 『魔力』というものを手に入れる。 『炎 水 氷 雷 光 闇 土』 の属性の『魔法』を使えるようになった。 が、全属性の魔法全てを使えるわけではなく まだ未発見の属性もあると考えられている。 生まれ持った属性により、使える魔法が決まるのだ。 魔力を体内に宿した物は遥かに高い身体能力も手に入れることができる。 その中で 一人の若者がドルガンド王国の謎を解くために 歩き出す‥!! プロローグ ~end~
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