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のばした手をはじかれた なんどもなんども、はじかれた それでも、のばした。 でもはじかれた 傷だらけで たおれているボクに 彼はこう言った 『そこで、あきらめるつもり?』 あきらめるつもりはなかった たおれているボクに 『ほら、あきらめるなよ』 氷のようなその手は まだ伸ばされていた それでも離したくなかったボクに、君がいった ―キミを平気でキズつけ続ける手の果てに、何があるとおもう? 涙で グシャグシャになったボクに ずっと前から のばされていた やさしくてあったかい手をにぎって
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