1人が本棚に入れています
本棚に追加
第一章 幸せの終わり
"今まで"が
「おはようございます、ルミネスラークの民よ。今日も良き日でありまように」
「嗚呼、今年も桜が。来て御覧よ又兵衛、とても綺麗だよ」
"日常"が
「お花…リュシオンにあげたら喜ぶかなぁ」
「ボドワルドに光と未来を。イルヴィス、それこそが我らの使命だ」
"幸せ"が
「誇り高きヴァルティカの騎士達よ!闘技場にアスタロトの炎を灯した、開幕だ!本日も存分に、己が力を研鑽するが良い!」
「何や、また壊れたんかいな。どれ、ちょっと見せてみぃや」
壊れる、音がした。
最初のコメントを投稿しよう!