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カーテンの隙間から漏れた朝の日差しが顔に当たる。
(まぶし… )
日差しをよけるように寝返りをうてば、また再び睡魔がやってくる。
ピーンポーン
元々2人部屋だったが、相方が居なくなり現在一人の寮の部屋に鳴り響く音を無視し、やってきた睡魔を清く受け入れる。
俺は寝てますよーっと…
スヤァ…
ピンポンピンポンピンポンピンポーーーンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーーーーーーン
「うるせぇな?!!!!!!!」
充電器にさしていたスマートフォンの画面をつければ、まさかの午前6時半。
しかも今日はまだ春休み真っ最中。
まわりの人達はみんな仲良くおうちに帰っているのに俺は姉からの命令でぼっち待機。
さ、寂しくなんかないんだからね…!いや、寂しいですすげえ周り静かでめっちゃ寂しいです。
未だ鳴り響くチャイムの音にイライラしながら軽く身なりを整える。
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