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まあ、それはいいです。
黒い玉を飲み込んだ私の身には、
「何にも起こらない・・・。」
なんの変化も見られませんでした、残念。いつもどおりの私です。貧乳で、鈍くさくて、小さくて、ブサイクな私です、こんにちは。
飲むことに対して、粘った甲斐がありませんでした。粘れば、なんか起こった時に「こうなると思ったから~」とか何とか言えるんですけどね。
かなり拍子抜けしている私にお姉さんは言います。
「まあ、この黒い玉に関しては神族に会えばわかるかもね。・・・会えないと思うけど。」
・・・そりゃあ、ないでしょう。それじゃあ、一生わからないじゃないですか。
「わからなくていいのよ。」
「私が困りますよ。」
「私は困らないわ。」
いや、そうではなく・・・。
「と、いうわけで。私が勝手に付加する能力を発表しまぁ~す!」
お姉さんが無理やり話を変えました。なんかもう、とっとと異世界に行きたいのですが。
「身体再生能力でーす。以上!!」
あれ?思ったより少ないですね。・・・もっとバンバン付けられるものだと思いましたが。
「・・・意外と悠ちゃんの魂のステータスが高くて、ね。付け過ぎると逆に良くないのよ。」
そういうものなんですね。私にとっては助かりますけど。
でも、魂のステータスが高いって・・・つまり、
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