序章 ついに最強になれる時が来ました。

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 それはさておき・・・。  おじいちゃんの入れ歯が破壊されるというびっくりな出来事が起きた後、野次馬共が事故現場を眺める中私は堂々と向こう側に渡りました。  渡ってやりましたとも、ええ。もちろん注目の的です。超人気アイドルになったかと思いましたよ、わーい。  ここまでもまだ想定内の出来事です。この後ですよ、本題は。  なんと。  なんと。  隕石が落ちてきました、あはは。  ・・・もう笑うしかないじゃありませんか。空から、炎をまとった岩が私めがけて落ちてきてるんですもん。  驚きを通り越して、嬉しくなっちゃいましたよ。わっほーい。  さすがに予想外ですって。これは予想できませんって。しかも建物やその他の人物に被害はなく、私ただ一人のみの被害らしいです。  私になんの罪があるんですか。昨日鳥どもに石を投げたことですか?  解せぬ。  腑に落ちないまま、私の目の前は白くなり意識を失いました。  え?・・・ここってブラックアウトするところですよね?  ホワイトアウトって・・・。  解せぬ。(二回目)
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