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「愛した分、愛して貰えるなんて
信じて裏切られて、ボロボロになって
もう二度と結婚したくないなんて
思うような人生、俺は嫌ですから」
「ズケズケ言うよね~」
「誰かの為にとか、俺には
考えられないってだけです」
「冷たい男…」
シートに沈み込みながら吐いた
言葉に桐生は眉間にシワを寄せた。
「今夜はやけに絡みますね?
何か不愉快な事でもありました?」
「だから何もないって」
「そうですか。
じゃ少し静かにしてて下さい」
なんだか子供扱いされたみたいでムカつく。
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