プロローグ

4/7
前へ
/30ページ
次へ
「私ね… 大河と一緒に暮らした5年間… 一度もイケなかった。 だから私と大河は 肌も合わなかったのよ」 その言葉に大河の瞳は 大きく見開いた。 これで終わった…。 もう…こんな嘘だらけの 結婚生活なんていらない。 そう思いながらもう一度 大河の前に離婚届をスッと差し出せば 彼はボールペンを握りしめ 空欄だったその場所に スラスラとペンを走らせた。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1252人が本棚に入れています
本棚に追加