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所変わって我らが『葵柊村』に戻ってきた。
「とりあえず屋敷に戻るか」
「そうだね、もうお腹ペコペコなんだけど」
哭鬼は腹が減って項垂れている。
「あー、んじゃ先に戻っておいてくれ」
「んあ?なんかあるのか?」
「得物の補充と薬が尽きてね」
爽鬼は色々と補充が必要の様だ。
そういえば俺も道具の調達をしなければならなかったな。
「俺も行くか」
「じゃあとりあえず皆で行こう?」
「盾鬼に顔を見せるのもいいね」
「えー、お腹減ったんだけどー」
「じゃあ哭鬼は先に帰っとくか?」
「いや、行くけど」
「なら行くか」
さて、『盾鬼』の店に向かいますか。
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盾鬼の店の看板は紫苑の花をモチーフに作られている。
店の名前は『雑貨屋~紫苑~』
「盾鬼ー、邪魔するぞー」
店の中に入ると白と薄紫のグラデーションが独特な髪で目元が隠れている少年が座っていた。
「......いらっしゃい」
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