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止まる気配もない彼のキス。
立っているのが精一杯で
彼の首に腕を絡ませ
必死にしがみつきながら
その熱に犯されて行く自分を
全身で感じる…。
息が苦しくて酸素を求めても
またすぐに塞がれて。
ガクリと崩れ落ちそうになった
私から微かに離れた唇が
吐き出した甘い声。
「ゴメン…止まらない」
熱い吐息と共に呟いた彼は
私をソファーに横たわらせると
再び唇を塞いだ。
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