Second Partner 第7話

背中に回されていた手が私の腰を捕えてさらに引き寄せられた。ピタリと密着した躰はますます熱を帯びて行くのに。スルスルと這い上がって来た彼の両手が私の耳を塞ぐと絡み合う舌の音が直接頭骨に響いて聴覚だけが呼び戻される…。自分の吐き出す吐息までが頭の中に響き渡って… 深い湖に落とされたように… 溺れて行く、躰。

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