長い夜

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どれくらい唇を 重ねあっていたんだろう。 ようやく離れた彼が じっと私を見下ろして… 頬に優しいキスを落としてくれる。 「…ゴメン… 苦しかったよね…?」 申し訳なさそうに 呟いた彼は私を抱き起こすと そのまま自分の膝の上に 向かい合わせで座らせた。
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