弐
3/9
読書設定
目次
前へ
/
40ページ
次へ
「・・・貴子・・・」 聞き慣れた声で呼ばれた名に 恐る恐る貴子がそちらを見ると 淳はどこかホッとしたような顔で貴子を見つめる。 仕事人間の淳が平日昼間に 自分のために時間を割くわけがない。 貴子はそんな確信があった。 何も答えず、茫然と自分を見つめ、立ち尽くす妻に 淳はいつもの様子に戻り、腹立たしささえ滲ませる。 「・・・全く・・・、どれほど・・・」
/
40ページ
最初のコメントを投稿しよう!
7人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
34(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!