夢と依頼と契約と

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 通りの街路樹は遅咲きの桜なのか、満開だった。  桜が好きな僕は上機嫌だ。    風が頬を撫でる。  心地よさとこの後のことを考え、目を細めた。  これから向かう場所は神獣という異世界種と契約する為に作られた、異世界庁。  僕は、魔技使いになるためにそこに向かっている。
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