夢と依頼と契約と

3/73
前へ
/126ページ
次へ
 トロッコは少しづつ、人の名付けた"運命"という先の見えないレールを進んでいる。  それはいつもそうだ。  だが、たまに歴史的大事件と言うものがある。  その事件の時だけ、トロッコはレールを良い意味でも、悪い意味でも脱線する。  それはブレーキがかかったり、加速したり、後退したり、等など、到底人では把握しきれない。  まあ、それが人が運命と呼ぶものだけれど。
/126ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加