自覚

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孤独な空間が 情けないことに滲んだ涙で ぼやけて行く。 それでも俺は…。 葵さんを守らなきゃ。 だってあの人は……。 ───俺の命だから。 もう俺を愛してくれなくても やっぱり俺は葵さんを 手離す事なんて出来ないんだ。 戦ってやる。 何があっても、 どれほど痛めつけられても。 俺は月島なんかに 負ける気はない。
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