大阪弁講座

2/2
前へ
/515ページ
次へ
大阪弁講座 第一回「なんや」 今回はイントネーションやアクセントによって、多彩な意味を持つ「なんや」について扱います。 例文では客が「コレなんや」と言おうとして間違えて「なんやコレ」と言ってしまい、店主とケンカになってしまいます。大阪弁では語順が入れ替わると、大変失礼な言い方になってしまう事があります。気をつけて使いましょう。 客「なんやコレ」 (何ですかこれは) 商「なんやと!」 (何を言っているんだ!) 客「『なんやと』ぉ!?」 (「何を言っているんだ!」だって!?) 商「なんや!?」 (何か言いたい事でもあるのか!?) 客「なんや!?」 (何でそんなに怒るんだ!?) 商「なんや!?」 (何だやる気か!?) 他「なんや」 (何事だ) 他「なんやなんや」 (何が起きたのだろう) 他「なんやケンカやて」  (何だかケンカだそうだ) 他「なんや」 (なんだそうだったのか) 客「なあんやあ」 (※威嚇の声) 商「ねえあんやあ」 (※威嚇の声) 警「もうなんやなんや」 (まぁいい加減にしなさい) 警「なんや?なんやねん」 (何があったんだ?) 商「なあーやねん!」 (何で関係ない人間が入ってくるんだ!) 警「なんやねんてなんや!」  (関係ないとは何だ!) 商「なんや!」 (お前もやる気か!) 客「なんやーーーーー!」  (※怒りを爆発させた声)
/515ページ

最初のコメントを投稿しよう!

62人が本棚に入れています
本棚に追加