邪魔者

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忘れもしないこの手の 温もりが誰のものなのか 分かっているからこそ 振り返るのが怖い。 それでも… これが月島さんに別れを告げる 最後の言い訳になる事は 自分が一番良く分かっている。 もう…ここから逃げられない。 覚悟を決めて振り返った 視線の先には… 氷の瞳が揺れていた。
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