邪魔者

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彼に溺れて行く自分と並行して 少しずつ感じ始めた違和感。 …まるで監視されているような… そんな気分になって来る。 月島さんにしてみたら 私との時間を何よりも優先して くれているのかも知れないけれど 24時間、全てが月島さんに 束縛されているような気がして…。 だけどその日は 珍しく月島さんが出張で 会社を留守にするとの事だった。 朝のミーティングを終えたあと いつものように私の髪を撫でながら 月島さんは優しい笑みを落とす。
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