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「え?なんで?」
「たまにはいいでしょう?
親睦ですよ、親睦」
チラリと見た桐生は
なんだか必死に笑いを
堪えてるみたいで
口元に手をあてて顔を背けてるし。
「えっと…でも…」
「ああ、変に気を使ったりしなくて
いいですからね。
私と桐生さんはただの友達ですから」
笑いながら言った澤木さんに
ほぼ強引に腕を引かれて
初めて三人で行った
あのイタリアンレストランに
連行された。
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