母性

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警察から桐生のお母さんの 御遺体を引き取って 桐生の家に連れ帰り ふたりでお線香を上げながら お通夜を過ごす。 この状況だけに桐生を一人に出来なくて 私は月島さんにメールを送った。 『桐生のお母さんが亡くなりました。 彼には身内がいないのもあり お手伝いしてあげたいので 私も何日かお休みを頂きます』 すぐにかかって来た月島さんからの 着信に私は携帯を持って 桐生の部屋から出た。
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