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愛してるとか愛してないとか
そんな事はどうでも良くて
ただ…支えて欲しいと
初めて桐生が見せた弱さだった。
「…うん、ちゃんと傍にいるから」
私の返事にふうっと息を吐き出した
桐生は重ねていた手に
微かに力を入れた。
『永遠じゃなくてもいい』
その言葉に今の桐生の思い
全てが詰め込まれていた気がする。
この温もりが…
心の安定剤である事は
離れた今でも変わっていないと
そう言ってくれたんだと思う。
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