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「すみません…」
「いえいえ。
それよりも月島ってさ…
あ…
これは桐生君にも話したんだけどね。
アイツ、学生の頃から
何をやらせても完璧でさ。
隙ってものがほとんどなくて
俺がどんだけ足掻いても
絶対勝てない唯一の男なんだよね。
だから同い年だけど、俺はアイツを
心から尊敬してる。
アイツのためなら俺の人生を
賭けてもいいって思えるくらいにね」
笑いながら言う袴田さんは
本当に月島さんが好きなんだな…
そう思いながらコーヒーを口にした。
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