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その日はもう当然仕事になんて
ならなくてプロジェクトメンバーは
コミュニティスペースで
今後の事について話し合っている。
私の元にやって来た澤木さんも
さすがに動揺してるみたいで
深いため息を落とした。
「よりによって桐生さんが
こんな時に…だよね。
これじゃ全部桐生さんの
仕業みたいじゃない…」
澤木さんの言葉に私も
ため息を吐き出す。
だけど今の私は月島さんの
今後の事も桐生の事も
どちらも気になって…
大きく心を揺らしていた。
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