拘束

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若い女の子が4人映っており、いつから居たのか知らないが、雨に濡れてかなり衰弱しているようで、 一番年上らしい見覚えのある爆乳の女の子が階段を上がってくるゾンビの頭を木刀で殴りつけ叩き割っており、 他の高校生か中学生に見える3人が勝一の部屋に通じるドアを叩いていた。 勝一は監視ルームを出ると直ぐ隣りにある武器庫から、サイガ12と8発入り弾倉を5本取りだして1本を銃に装填すると、残りをポケットに押し込みながら非常階段に向かった。 非常階段に出るドアは勝一の部屋から2重ドアになっており、内側のドアを開き外側のドアを開く為声を掛け、ドアの前から退いた事を確認しながら開けると、 3人の内小柄な2人はフラフラと直ぐ中に入って来たが、少し年長の子がゾンビと戦っている最年長らしい女の子に声を掛けた、 「お姉ちゃん開けてくれたよ、早く」 勝一はその女の子にドアを押さえておくように言って、ゾンビと戦闘中の女の子の後ろに行きサイガ12の銃口を直ぐ前のゾンビの頭に向け発射し、 その後女の子に部屋に入るように指示して残りの弾を続けて登ってくるゾンビ達にご馳走してやり、 外側のドアを締め、銃の弾倉を交換して覗き窓から銃口を突き出し全弾発射してから内側のドアを締め鍵を掛けた。
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