拘束

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「ありがとうございます、ドアを開けて頂けなければ皆ゾンビの餌食になって居ました、私は此のマンションの20階にある部屋に住んでいた、 須藤 春と申します、こっちが、直ぐ下の妹で夏、双子の弟妹は秋と冬です」 「挨拶は後で良いから冷めない内に食べちゃいな」 「あ、はい、皆頂きましょう」 食後に睡眠薬入りのココアを出してやり、話しを聞いていると、 姉弟達は、春が大学3年で来年の就職活動の為帰省しなかった所、高校3年の夏が大学受験の下見で上京し、双子の中学2年の弟妹はそれに便乗して遊びに来ていた事、 姉弟の名前は、春と夏は生まれた季節通りだが、下の2人は父親が乗りで付けた事などを話して居る内に、 やっと薬が効いてきたようで、4人が眠たそうな顔になった所で客間に案内した。
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