セカンドパートナー

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エレベーターを降りて ナースステーションを過ぎた先。 個室の扉の前で 大河は立ち止まった。 「昨日…大部屋から この個室に移ったそうだ」 大河の言葉で、もう父には 時間がないという事が 私にも理解出来る。 ふうっとひとつ、 深呼吸をした私に 大河はニコリと微笑んだ。
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