セカンドパートナー

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「親父さん、 葵を連れて来ました」 大河の声に、弱々しく 頷いた父の姿に一気に目頭が 熱くなって行く。 あんなにも大きく 見えていた父が なんだかとても小さく見えて。 「…お父さん…」 小さく呟いた私に 父はフッと笑みを見せた。 「おかえり…葵…」 その声に堪えきれず 涙が溢れ出す。
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