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「…これでいいんだよな?
大河君…?」
その言葉に大河は
ハハハと楽しそうに笑って。
「親父さん、折角ここまで
いい感じに演技して来たのに
親父さんがバラして
どうするんですか。
まぁ葵にもバレちゃったし
もう隠しても仕方ないんで。
じゃ親父さん、今日は
親父さんに会わせたい人が
もう一人います。
会ってやってくれますか?」
大河の言葉に父も
静かに笑いながら頷く。
…もう一人って…?
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