624人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺は今までどうしょうもない
生き方をして来た男です。
母親の愛情すら理解出来ずに
自分勝手な生き方をして来ました。
ですが…
母を亡くした今、
その愛情の深さに気付き、
葵さんがいかに俺を
支えて来てくれたのか…
それに気づく事が出来ました。
ですから…
もう二度と大切な人の思いを
無駄にしないと誓います。
まだ未熟な俺ですが
これからは彼女を
命がけで守りますから…
どうか娘さんの第二の人生を
俺に託して頂けませんか?」
一気にその言葉を言って
深く頭を下げた桐生に
また涙腺が崩壊して行く。
最初のコメントを投稿しよう!