セカンドパートナー

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父が掛けた声に、 桐生はゆっくり頭を上げると その瞳は力強く答えた。 「はい、必ず守ります」 いつも氷のように冷たかった 桐生の瞳はとても熱を帯びていて 初めて見るその瞳の力強さに もう私は胸がいっぱいで。 どれほど強がってみても… 例え誰かを傷つけたとしても… やっぱり私は桐生と一緒にいたい。 そう素直に思えた瞬間だった───。
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