第3章 城下町の変

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「そうだよね、怖かったんだよね...」 優子はポンポンと犬の首を叩いた。 「わん!」 柴犬の顔はさっきと違い穏やかなものになっている。 「おぉ...」 「すごいぞ...」 取り巻き見ていた観衆はざわめく。 優子はまるで英雄扱いだった。 優子自身そんな実感が沸かなかったが...。 城下町の変はこれで完結 だと思いたがったが...。
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