運命の夜

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後ろから聞こえた女の声。 「…通りたいんだけど」 ゆっくりと振り返った先には 肩まで伸びた髪、 細長い藍色の瞳、 だけどその瞳はどこか 悲しそうに見える 美しい女が立っている。 そしてその女は 俺を見上げながら 迷惑そうな表情を 浮かべていた。
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