運命の夜

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マズイ…。 これ以上この女に触れていたら きっと離れられなくなる。 そんな予感がして、 慌てて彼女から離れた。 と同時に彼女の平手が 俺の頬を容赦なく捕える。 …ふっ…。 親にも殴られた事がない頬に ビリビリと痺れるこの痛みより 体中に駆け抜ける刺激の方が ずっと強くて笑ってしまった。
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