運命の夜

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「社長、 また今日もお出かけですか?」 会議を終え社長室に戻った俺が ネクタイを緩める姿を見つめながら 呆れた顔で呟く彼女。 「ええ、袴田に誘われてるので」 「お酒は飲まないように お気を付けくださいね」 「…分かっていますよ」 彼女は俺の秘書。 川田 裕子(かわだゆうこ)だ。
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