第2話

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会長と付き合ってる?誰が??俺が??? 「ど…どーした急に?」 「聞いたんです」 「誰から!?」 「………」 「………」 なんで黙る!!? 落ち着け俺 噂で流れてた?俺も会長も喋ってないよな もしかして見られた?いつ?誰に? 見られるなら初めての日…しかないよな 初めてのあの日… (好きだよ) ぶわわわわわわわわわ 「先輩、顔赤くないすか?」 「うぇ!?そうか!??」 そうだ!!思い出した あの日、会長から告白されてたんだ… ドキッ 「先輩?…」 いや、でも俺はあの時返事もなにもしてないから…付き合ってはないよな? 「先輩!!」 「うひゃ!!!」  急に桐生に両肩を捕まれた て…顔近ぁー やばいこいつの顔、綺麗すぎる 睫毛とか長いし目鼻立ちも整ってるし まじ好みだ!!! 心拍数が…もう限界 「やっぱり付き合ってるんですね?」 「だぁーーー近い!!!」 「あ、すいません。」 ドキドキドキドキ 心臓止まるかと思った 「はぁーーーなんでお前そんなに必死なんだよ?」 「それは…」 「誰と誰が付き合ってるって?」 嫌味ったらしく言うこの声はまさか… 「桐生茂君?」 後ろを振り向くと明らかに目が笑っていない一樹会長がいた
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