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会長は俺が好き
じゃあ俺は?
会長が好きなのか?
好き…
「遥」
「違う!!俺はっ!俺は…」
「俺のこと好き?」
耳元で静かに呟かれる
じわじわと顔に熱が帯びるのがわかる
「………」
「顔赤いよ?」
小馬鹿にされるように言われおもわず顔を上げた。
「なっ!!」
気づいてしまった。
会長の表情がさっきと違うことも心臓がうるさい理由も
なんで、そんな悲しい顔を…
「…よくわかりません。」
「そっか」
すみません。嘘をつきました。
「恐いおもいをさせてしまったね。ごめん 焦りすぎた」
俺は、あなたの事が好きです。
「答えが出るまで待つよ」
でも、怖くて言えない。
あんな思いもう二度としたくないから
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