第2話

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会長は俺が好き じゃあ俺は? 会長が好きなのか? 好き… 「遥」 「違う!!俺はっ!俺は…」 「俺のこと好き?」 耳元で静かに呟かれる じわじわと顔に熱が帯びるのがわかる 「………」 「顔赤いよ?」 小馬鹿にされるように言われおもわず顔を上げた。 「なっ!!」 気づいてしまった。 会長の表情がさっきと違うことも心臓がうるさい理由も なんで、そんな悲しい顔を… 「…よくわかりません。」 「そっか」 すみません。嘘をつきました。 「恐いおもいをさせてしまったね。ごめん 焦りすぎた」 俺は、あなたの事が好きです。 「答えが出るまで待つよ」 でも、怖くて言えない。 あんな思いもう二度としたくないから
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