不協和の夕暮れ

3/16

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
3階に着いたとき誰かの声が聞こえてきた。 『……あんたが、殺した! !あんたが!!!!』 何か怒鳴っているような声だった。 それは紀香のようだ。 その教室に近づくと梨奈はその部屋自体不思議に思った。 「いつも鍵かかっているのに…。」 梨奈がその扉に手をかけて少し横に引くと以外と静かに開いていく。 紀香の姿が見えた。 何故か花瓶を振り上げていて、その姿が目に焼きついた。 梨奈の手は止まった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加