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「何があったか知らないけど、夕姫ちゃんと関係のある事件って聞いた。
その傷、すぐに治るって…。」
奈々は苦笑いをして床に梨奈の靴を置いた。
梨奈はしばらく話をしている母を見ていた。
「なんか皮膚の筋にそって傷があるから治りやすいとかなんとか…
よくわからないんだけど、
よかった。
さ!着替えて帰るわよ!」
奈々は元気よく梨奈の左肩をぽんぽんとたたいた。
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