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勇気はそんな梨奈をちょっと見て、そのまま右の方にある本棚に向かった。
その中から一番上にあった本に手を伸ばした。
その高さは勇気が手を伸ばしてギリギリ取れる高さで梨奈には取ることは出来なそうだった。
勇気は中学生だが成長が早いのかもう170センチ後半っぽかった。
「あの夕姫ちゃんの能力って、これじゃないかな?」
そう言って取り出したのは妖怪事典のような妖しい本だった。
本棚にはそういう本が他にも沢山あって、超能力だとか妖怪だとか霊だとかという文字が並んでいる。
中には心理学という文字もあった。
勇気はその本のあるページを開いて梨奈に見せた。
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