矛先

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「え?まいったな…。 とりあえず、僕ら今署に戻るところだったから、一緒に警察署に行く?」 巡査は少し困った様子で笑うと夕姫もそれに笑顔で頷いた。 夕姫は彼に連れられて車の方へ戻るともう一人巡査がいて彼に事情を説明して三人はパトカーで警察署に向かった。 警察署までは10分程度でついた。 夕姫は巡査に車から降ろされあたりを見渡した。 制服を着ている人に混じって私服警官が車へ向かっていくのが見えた。 夕姫はそれをジッと見るとその中に会った事のある人物がいた。
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